餃子の王将の「焼き飯」は、思い出に一番近い味

 2日間の巡回旅で高松にも行ったので、小学生の頃(昭和40年代)の高松時代の話。

 当時のたまの贅沢は、近くの小さな中華料理屋に行って焼き飯を食べること。住んでた借家は商店街から少し離れていてほかに飲食店は近くになくて、外食の選択肢は限られた。角切りのチャーシューとネギ、卵とかの一般的な具材の焼き飯で、例の茶色スープと、なぜかこの店はザーサイが小皿に入って添えてあった。当時の我が家にとって、これが贅沢な外食だったと記憶してる。

 その後、店が移転して味わう機会がなくなり、後で社会人になってから思い出のチャーハンを食べるために行ってみたけど…思い出の味とはちと違う。何が変わったんやろう。そして数十年が経って、思いがけない所で思い出のチャーハンの味(現時点で近いもの)と出会った。自宅のある徳島市内の近所のチェーン店、「餃子の王将」の焼き飯だった。「餃子の王将」版にザーサイは付いてないけど、具材や味の感じは現時点で最も近い。思い出のチャーハン」に近い味なので、徳島に帰省すると今もときどき食べる。


 いまと比べたら貧しくて、食べ物の選択肢も少なかった子供時代の思い出やが、それが悲しかったという記憶はない。まわりも同じようなもので、当時が不幸せだったという思いもなく、たぶんそれなりに幸せやったんやろう。いま振り返ってそう思える事に、感謝の思いだけが満ちてくる。

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