2020.11.1(日) 霜月
今年もあと2ヶ月
きょうから11月、霜月。先週後半から、年賀状が売り出しになったらしい。今年も例年同様、年内のうちに書いて出すのは10枚程度になるやろう。まだ外がとっぷり暗い未明、休息を終えて仕事に復帰。コンビニで買っておいたドーナツパンを、熱いコーヒーと。
朝8時半、引継ぎをすませて休憩時間。ゆうべに続いて松屋に行き、定番朝定食360円。選べる小鉢は納豆を選択。最近は出入口のわきだけでなく、テーブル席にもスプレー式の消毒液が置いてあり、シュシュっと手に吹き付ける。まずは納豆・味付け海苔・白菜浅漬けで、ごはん🍚を半分ほど。残りは、生卵に醤油をちょいとたらしてかき混ぜて、卵かけにして完食。壁にあるいろんなメニューの貼り紙をながめていると、丼ものに牛ステーキ丼というのが加わったらしい。安いのは750円で、これはたぶん″定番丼″の括りに入ってると思うから、例の割引定期券を利用したら70円引きの680円になるはず。クレメントプラザの地下にできるステーキ店を試す前に、ここの牛ステーキ丼にトライしてみるかな。
宿直の仕事を終えて帰宅。新聞を読んだ後、その中のクロスワードパズルを解くのが、日曜朝の恒例になった。途中でどうやらウトウトしてたらしく、カミさんにうながされて布団にもぐりこみ、夜の9時までぐっすり眠る。
起き出してキッチンにあったおでん鍋を温めて、リビングでテレビを見ながら夕食。ボクシングの井上選手が、ラスベガスでの無観客試合でKO勝ちしたらしい。その番組枠では、きょう投開票の大阪都構想の開票状況も伝えていたが、夜11時前に都構想否決の速報スーパーが流れてきた。ただ、大差で否決というわけではないようで、難しい選択肢・判断だったようにも思えるし、賛成票には重みもある。
がくじゅつかいぎの話
YouTubeチャンネルのチェック。まずは、いつもながらの「及川幸久さん」や「さささのささやん」をモニター。及川さんの本日版でなく昨日版はTwitter社ネタやったが、ここで出てきた大統領のツイート(米国には報道の自由はない。あるのは隠蔽とフェイクニュースだ。)の言葉は、うちの国の状況をも指し示している感を深くした。そのほか「怒っていいとも」の《284-2 学術会議は研究機関にあらず》や《284-3 民営化すべき日弁連》などをモニター。
学術会議ネタをいろいろモニターしてみて、なんとなく着地点が見える気がする。総理が任命しなかった点を、任命拒否とか人事介入とか言い方はいろいろあるけれど、政府に関係なく好きに人事をするなら「政府から切り離し民営化して存続」というのが、一番の解決策と違うかな。また、憲法や法律に違反…という声もあるようやけど、それなら強い信念・裏付けにもとづいて訴訟を起こしたらいいのでは、とも思う。それから過去の政府答弁を引き合いに出すなら、遠い昔のひとつだけ取り出してあれこれ言うより、これまでの流れでどうなってきたかを全体的に把握して議論しないと、あかんやろう。これからの展開で興味があるのは、この件からいつの時点でどこが徐々に手を引いていくのか、あるいはそのまんま進んでいくのか、そんな部分。
学術会議ネタでは、野党によるヒアリングの模様もアップされていた。立憲の原口さんによる動画で、冒頭から「内閣にこれを拒否する拒否権はないはずであります」とおっしゃっているのが、なかなか楽しい。野党議員さんも最近のあれこれを反省してか、言い方はおだやかそうな感じでスタートしたけれど、いくら野党合同ヒアリングとは言え、議員側が多すぎるのとちゃうかな。任命見送りになった学者さんも連れ出してたから、ヒアリングというより毎度の吊るし上げ…という印象。別件ながら、森友学園がらみの音声テープの一件をふと思い出してしまった。またひとつのパフォーマンスであり、議員さん・官僚さんともども無駄な時間を費やしたなぁ。
このヒアリングを含め、10月はじめ頃からのニュース報道などをざっと見た後、23日の会長と井上大臣の会談後のぶら下がり会見、28日の井上・河野両大臣の方針確認、29日の学術会議会見などを見ていくと、これもまた興味深い。パンドラの箱が開いてその中がだんだん見えてくると共に、自民党では学術会議検証PTが、内閣では学術会議改革と行革の両面で動き出している。29日の学術会議会見で、会長さんは6名の方の任命を再度要望している…と言うてはったけど、任命せずがこのまま続いた場合、会議側はどういった対応をとるのやろう。また会見の内容も、ほとんどが「さまざまな誤解にもとづいて」世間に受け止められた事への説明やったけれど、向けられる目が予想外に厳しくなってきたのをひしひしと感じているのやろうかな。最初のうちの進め方と、その後のケンカのしかたがまずくて、一方的にキレてしもたのはアカンかった気がする。内閣からあえて明確・具体的な回答がなかった意味合いを、たとえば『そっちこそ学術会議法をよく読んで、組織の位置づけや役割それに状況をきちんと踏まえつつ、任命されなかった理由を考えて精査してみる必要があるのと違いますか…』とか、シグナルを認識できんかったのが、つまづきの要因にあると思う。
同会議については、答申と提言の件もある。同会議HPをみると「答申:専門科学者の検討を要する事柄について政府からの問いかけに対する回答です」「提言:科学的な事柄について部、委員会または分科会が実現等を望む意見等を発表するものです」とある。自民党の政調会長さんは「政府に対する答申は2007年以降出されていない」とし、会議側は「同年以降321の提言を提出しており、答申が提出されていないことだけをもって「活動が見えていない」とするのはミスリードだ」てな反論らしい。答申は2007年5月のが最新で、以降なし。より詳しく知りたいのは、答申=政府からの問いかけに対する回答であるなら「2007年以降、政府から問いかけ項目(件数)はあったのか」という点やろう。321の提言というのは決して少なくないが、これは政府からの問いかけに関係なく会議側から発信した「要望」やろうし、元会長さんは記者の質問に対して「答申がないのは政府からの諮問がないから。学術会議のホームページには政府が採用できる提案がたくさんある」と語ったものの、問いかけがないのは不採用という事やろうから、そんなに胸張って言えることでもあるまいよと、そう思う。2007年以降、なぜ政府は諮問しなかったのか。ここ13年ほど政府が諮問しなかった理由に興味がわく。
先のニュースでもっとも興味深いところは、最後の『会見で明言を避けた2つのこと』という部分。ひとつは「学問の自由への影響」という問いに対し、《無関係とは思わないがダイレクトに関係しているかわからない》と明言なし。もうひとつは「任命拒否は違法と考えるか」という問いで、これには《同会議は法解釈する立場にない》という答え。うむ、この2つはかなり面白い。任命拒否された学者さんの中には、会見で「違反している」と述べた方もおり、この方が任命されれば「学術会議には法解釈する・できるメンバーがいる」ことになるのではないかしらん。あわせて、前会長さんのインタビューも興味深かった。『任命権者は総理ですから、任命しないと言うこともありえると思いますが…』とか『くつがえすと言うのは、相当な理由がないとできないことです』ともおっしゃっている。
ここでちょっと安楽椅子探偵を気取って、頭の体操をしてみる。ミステリーの謎解きの中には《なぜ(Why)》というのがあったと思う。《なぜ、そうしたのか》があれば《なぜ、そうしなかったのか》もある。今回のケースは後者で、つまり《なぜ、任命しなかったのか》という謎。単純に考えれば「それだけの必然性・理由があったから」となり、理由に裏付けがあるから…ともなるやろう。これまでの期間、会議側は《なぜ、任命しなかったのか》という謎を独自に解明しようとしたのやろうか。あるいは、どんな裏付けを持っているのかも推理してみたのやろうか。
それから、謎解きの中には《なぜ》のほかに《だれが》というのもある。今回は、前述の《なぜ》が明かされていないため、野党合同ヒアリングでも《だれが6名を除外したか》という点に比重がかかっているけれど、最終的に総理大臣が任命する形でもその作業は内閣としてやるのやから、謎でもないように思える。野党さんなりメディアさんは《なぜ任命されなかったか》の検証として、もうひとつの側である学者さん6名についても《なぜ》の解明に取り組んだほうがいいように思う。そしてこの一件、誰が最終的に「異邦の騎士」となるのか、それも興味深い。
それにしても、つくづく感じる。こんな事をしたら内閣がふっ飛ぶ…みたいな発言をされた方もおるらしいが、総理、肉を切らせて骨を断つ…を選ばれましたか。そこには、世界的な情勢もあるのでせうね。






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