阿波おどり騒動
阿波おどり騒動について
全国ネットでも放送されているけど、今朝の産經新聞の17面(四国・徳島)に簡単なまとめ記事があり、これがわかりやすかった。記事から抜粋するとこうなる。(※の部分は筆者による補足)。
◆4億円超の累積赤字。
◆市内4ヵ所に有料演舞場。
※藍場浜、市役所前、紺屋町、南内町
※期間中(4日間)、毎日「総踊り」(22時〜22時30分)があるのは「南内町」のみ
※その他、無料演舞場もあり(両国本町、新町橋)
◆今年の新しい主催者は、阿波おどり実行委員会。実行委員長は、徳島市長。
※阿波おどり実行委員会は、市や徳島新聞社など
◆4ヵ所の有料演舞場の桟敷席チケットの売れ行きに偏りがあるとして、南内町の総踊りを中止。
◆33の有名連を4ヵ所の有料演舞場に分散させる形を企画。
※有名連が所属する団体は、以下の3つ
※徳島市阿波おどり振興協会、徳島県阿波踊り協会徳島支部、徳島県阿波おどり保存協会
※33の有名連とは、徳島市阿波おどり振興協会と徳島県阿波踊り協会徳島支部を合わせたもの
◆昨年の南内町のチケット販売率は、第一部(18時〜20時)・第二部(20時30分〜22時30分)とも、100%。
◆今年の南内町は、第一部から空席があり、第二部では更に空席が。
◆総踊りは、阿波おどり振興協会(山田理事長)に所属する連で実施してきた。
◆累積赤字をめぐり市と対立していた「市観光協会」の破産回避で、資金集めなど支援した経緯あり。
◆阿波おどり振興協会は「連の振り分け」でなく、あくまで総踊りの実施を希望。
◆阿波おどり実行委員会は、阿波おどり振興協会に所属の14連を22時以降は演舞場から締め出し。
◆残る19連を4ヵ所に均等に振り分け。
◆ 阿波おどり振興協会は、8月13日の22時から演舞場以外の歩行者天国での総踊りの実施を決定。
◆阿波おどり実行委員会は、危険性が生じる可能性があるとして、自粛を求める通知を実施。
※8月13日の22時から、歩行者天国での総踊りは実施された。
テレビ「ミヤネ屋」の特集コーナー
一夜明けた14日…今日。
全国ネットのテレビメディアでも多く取り上げられていたが、その中で「ミヤネ屋」での時間を割いた特集コーナーがわかりやすかったと思う。4億円超の累積赤字は、運営費の増加や無料演舞場の桟敷設営なども要因にあるという。
同番組では、赤字軽減のために「有料演舞場のチケット料金の値上げ」や「クラウドファンディング活用」などの案も出ていたけど、そう思う部分もある。徳島新聞の記事を参考にすると「臨時駐車場」や「無料駐車場からのシャトルバス」の利用については、すでに料金化されているらしいし、それなりの値段かなと感じるから、それ以外の案が必要か。
◆有料演舞場のチケット料金の値上げ
今年の有料演舞場(4ヵ所)のチケット料金は、こんなもの。第一部と第二部で入れ替えがあるとしても、阿波おどりを2時間楽しめる料金としては、少し値上げしてもいい気がする。当日券を例にとって、ここでは一律400円の値上げにすると、S席は2200円→2600円、A席は1800円→2400円、B席は1800円→2200円、C席は1100円→1500円。ここでは「特別席」だけ除外したが、ネット記事によれば、今年の有料観覧席(有料演舞場4ヵ所)のチケット総数は、10万6000枚との事。そんな事はありえないだろうけども、このチケットがすべて売れたとすると、400円アップ掛ける10万6000枚で、4240万円の増収。
◆クラウドファンディング活用
阿波おどりに関して「何をクラウドファンディング活用できるか」は、いろんな案があると思う。自分のひとつの案としては「無料演舞場の維持のためのクラウドファンディング」はどうだろうか。期間中、有料演舞場(4ヵ所)に仮設される桟敷席は高さもあって見晴らしがよく、お金を払って観る価値はある。一方、自分とカミさんが毎年見物している無料演舞場(両国本町、新町橋)の桟敷席は2段ほどしかなく、高さがないので桟敷席の後方(普通の道路でいう歩道部分)からでも、交通規制がかかって「連の通り道・演舞場」となっている道路中央部分も、十分に見通せて見物できる。こういう環境だから無料演舞場なのだろうし、こういう場所は料金化できないとも思うが、必要な場所だと感じる。初めて阿波おどり見物に来られた県外・海外の方たちが、気楽にタダで見物できる場所だし、ここは「にわか連」も通る。だれもが参加して踊れる「にわか連」の演舞場としてこれからも維持するためのひとつの手段して、クラウドファンディングはどうだろうか。
◆総踊り会場の日替わりローテーション
これは、テレビでも触れられていた。総踊りを復活させると共に、これまでの南内町オンリーでなく、有料演舞場の4会場で1日ずつローテーションさせる形。ただ、もっと検証が必要かもしれない。
このローテーション案が実現したとして、4日間の期間中の「その日の総踊りが行なわれる会場の第二部(20時30分〜22時30分)のチケット売り上げは増加する」かもしれないが、第一部が改善されるかどうかはわからない。有料演舞場(4ヵ所)の中で、南内町だけ突出してきた過去の状況を「総踊り」だけで見るのでなく、さらに綿密に分析する必要がある。そして、今年の歩行者天国での総踊りの決行は、結果的に事故が発生せずに済んだけれど、実行委員会が懸念したのも一理ある。自分がこう書く理由は、カミさんと子供がその場に居合わせたからだ。帰宅した二人の感想を聞いた上での判断として、できれば来年は避けたほうがいい。
全国ネットでも放送されているけど、今朝の産經新聞の17面(四国・徳島)に簡単なまとめ記事があり、これがわかりやすかった。記事から抜粋するとこうなる。(※の部分は筆者による補足)。
◆4億円超の累積赤字。
◆市内4ヵ所に有料演舞場。
※藍場浜、市役所前、紺屋町、南内町
※期間中(4日間)、毎日「総踊り」(22時〜22時30分)があるのは「南内町」のみ
※その他、無料演舞場もあり(両国本町、新町橋)
◆今年の新しい主催者は、阿波おどり実行委員会。実行委員長は、徳島市長。
※阿波おどり実行委員会は、市や徳島新聞社など
◆4ヵ所の有料演舞場の桟敷席チケットの売れ行きに偏りがあるとして、南内町の総踊りを中止。
◆33の有名連を4ヵ所の有料演舞場に分散させる形を企画。
※有名連が所属する団体は、以下の3つ
※徳島市阿波おどり振興協会、徳島県阿波踊り協会徳島支部、徳島県阿波おどり保存協会
※33の有名連とは、徳島市阿波おどり振興協会と徳島県阿波踊り協会徳島支部を合わせたもの
◆昨年の南内町のチケット販売率は、第一部(18時〜20時)・第二部(20時30分〜22時30分)とも、100%。
◆今年の南内町は、第一部から空席があり、第二部では更に空席が。
◆総踊りは、阿波おどり振興協会(山田理事長)に所属する連で実施してきた。
◆累積赤字をめぐり市と対立していた「市観光協会」の破産回避で、資金集めなど支援した経緯あり。
◆阿波おどり振興協会は「連の振り分け」でなく、あくまで総踊りの実施を希望。
◆阿波おどり実行委員会は、阿波おどり振興協会に所属の14連を22時以降は演舞場から締め出し。
◆残る19連を4ヵ所に均等に振り分け。
◆ 阿波おどり振興協会は、8月13日の22時から演舞場以外の歩行者天国での総踊りの実施を決定。
◆阿波おどり実行委員会は、危険性が生じる可能性があるとして、自粛を求める通知を実施。
※8月13日の22時から、歩行者天国での総踊りは実施された。
テレビ「ミヤネ屋」の特集コーナー
一夜明けた14日…今日。
全国ネットのテレビメディアでも多く取り上げられていたが、その中で「ミヤネ屋」での時間を割いた特集コーナーがわかりやすかったと思う。4億円超の累積赤字は、運営費の増加や無料演舞場の桟敷設営なども要因にあるという。
同番組では、赤字軽減のために「有料演舞場のチケット料金の値上げ」や「クラウドファンディング活用」などの案も出ていたけど、そう思う部分もある。徳島新聞の記事を参考にすると「臨時駐車場」や「無料駐車場からのシャトルバス」の利用については、すでに料金化されているらしいし、それなりの値段かなと感じるから、それ以外の案が必要か。
◆有料演舞場のチケット料金の値上げ
今年の有料演舞場(4ヵ所)のチケット料金は、こんなもの。第一部と第二部で入れ替えがあるとしても、阿波おどりを2時間楽しめる料金としては、少し値上げしてもいい気がする。当日券を例にとって、ここでは一律400円の値上げにすると、S席は2200円→2600円、A席は1800円→2400円、B席は1800円→2200円、C席は1100円→1500円。ここでは「特別席」だけ除外したが、ネット記事によれば、今年の有料観覧席(有料演舞場4ヵ所)のチケット総数は、10万6000枚との事。そんな事はありえないだろうけども、このチケットがすべて売れたとすると、400円アップ掛ける10万6000枚で、4240万円の増収。
◆クラウドファンディング活用
阿波おどりに関して「何をクラウドファンディング活用できるか」は、いろんな案があると思う。自分のひとつの案としては「無料演舞場の維持のためのクラウドファンディング」はどうだろうか。期間中、有料演舞場(4ヵ所)に仮設される桟敷席は高さもあって見晴らしがよく、お金を払って観る価値はある。一方、自分とカミさんが毎年見物している無料演舞場(両国本町、新町橋)の桟敷席は2段ほどしかなく、高さがないので桟敷席の後方(普通の道路でいう歩道部分)からでも、交通規制がかかって「連の通り道・演舞場」となっている道路中央部分も、十分に見通せて見物できる。こういう環境だから無料演舞場なのだろうし、こういう場所は料金化できないとも思うが、必要な場所だと感じる。初めて阿波おどり見物に来られた県外・海外の方たちが、気楽にタダで見物できる場所だし、ここは「にわか連」も通る。だれもが参加して踊れる「にわか連」の演舞場としてこれからも維持するためのひとつの手段して、クラウドファンディングはどうだろうか。
◆総踊り会場の日替わりローテーション
これは、テレビでも触れられていた。総踊りを復活させると共に、これまでの南内町オンリーでなく、有料演舞場の4会場で1日ずつローテーションさせる形。ただ、もっと検証が必要かもしれない。
このローテーション案が実現したとして、4日間の期間中の「その日の総踊りが行なわれる会場の第二部(20時30分〜22時30分)のチケット売り上げは増加する」かもしれないが、第一部が改善されるかどうかはわからない。有料演舞場(4ヵ所)の中で、南内町だけ突出してきた過去の状況を「総踊り」だけで見るのでなく、さらに綿密に分析する必要がある。そして、今年の歩行者天国での総踊りの決行は、結果的に事故が発生せずに済んだけれど、実行委員会が懸念したのも一理ある。自分がこう書く理由は、カミさんと子供がその場に居合わせたからだ。帰宅した二人の感想を聞いた上での判断として、できれば来年は避けたほうがいい。
※追記。なかなか「このページの記載」も、それなりに興味深いと思う。
来年に向けて思うこと
今年の騒動をふまえ、やはり「阿波おどり実行委員会」と「徳島市阿波おどり振興協会」との和解を含めて、阿波おどりの関係各所が一堂に会しての検証・話し合いが必要かと感じる。チケットが売れない、観客が減っていく…なんてのは、誰も望んでいないはず。「連」という存在を「いくつかの有名グループ」と捉えず、「それぞれ個性を持つ表現集団」として認識して土台に置いて早くから話し合えば、改善できる気がする。今回の場合、最初に「すみませんでした」と述べるのがどこかは知らないが、それを最初に述べ、異例の総踊りを敢行した側も何かしらの反省点を述べて、来年は元通りの活気あふれる阿波おどりにしてほしいと、切に願う。
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