歳をとると 素朴になる
草木植物
マンション住まいのわが家、庭はない。
ベランダガーデニングもなく、上階のお宅が夏場に緑の植物のカーテンで覆っているのを眺めて、“ああいうの、いいねー“とカミさんと話したりするが、やったことはない。
わが家の植物は、カミさんが買ってくる生花。
そして少し前に、津田の黒松(盆栽)が加わった。枯れたら取り替える生花と違い、盆栽のような存在がひとつあると、ちょっと植物について見方が変わってきた。これも歳をとったためか。
過日、親類の告別式で高松に行った際、斎場の中庭で見つけたどんぐりを数個拾い、上着のポケットに入れて持ち帰った。和室の小型箪笥の上の小皿にこれを置き、季節の飾りにした。昨日は、公園でカミさん手製の弁当のデザートのぶどうを食べた後、思う所あってタネを捨てずに持ち帰った。
で、ネットで検索してみた。
どんぐりやぶどうのタネを植えると、ちゃんと芽がでるのかどうか。そこそこの件数がヒットした。不可能ではないのやろう。ダメ元でどんぐり・ぶどう・柿のタネとか植えてみるかなと、そんな思いつきをしてる最中。芽が出るかどうかにワクワクしてみる、そんなのも良いな。
手提げ袋
少し前から、外出スタイルに手提げ袋が加わった。
タイプは、布製と紙製。布製は、前からあるネスカフェのネーム入りで、図書館通いでそこそこの冊数と重さに対応でき、これほど便利な袋はない。紙製は、そこまで行かぬ量のときの図書館通いか、通勤時に駅ポスト返却用の本と弁当箱とマイボトルを入れ、メインのバッグとあわせて持って出る。
共に、エコバッグと言える。
小さく薄くたためて軽く、かさばらない。手提げ袋も外側のデザインが多種多様でしゃれたのが少なくないから、服装にあわせて選ぶ愉しさもある。少し前まで、紙製の手提げ袋について無頓着で“なんでも良い“と思っていたが、大いに反省。そんな紙袋の中で、へたれ気味の紙製を裁断してブックカバーにした。
紙袋タイプは、デザイン素材が透明シートで覆われているのが多く、これも同様。デザイン素材は写真で、透明シートのおかげで光沢があり、ブックカバーとしてもええかな…と裁断して、3サイズにした。ブックカバー転用の手提げ袋として、個人的にほかに好きなのは、高松の銘菓《かまど》の手提げ紙袋と包装紙。これらのデザイン、ブックカバーになかなか良い。
カメラの勉強
1日に1度、カメラを手にして触れて学ぶ。
コンパクトデジカメでもまだ把握できてない操作部分があったりするし、たまに触れないと忘れてしまう。
最近、オリンパスのSH-1は「ART」(アート)モード専用にして使っているけど、このカメラは他のコンデジで当たり前にある「S」(シャッタースピード優先)や「A」(絞り優先)のモードがない。その中で「M」(マニュアル)モードを使ったことがないので、ちょっとさわって勉強してみる。はじめは全然わからなかったが、
値を変えられる3つの項目(ISO、シャッタースピード、絞り値)をあれこれ変えて液晶画面の変化を眺めてるうちに、少しずつ飲み込めてきた。相関関係というか、そういうことなのやな。
写真家、アンリ・カルティエ・ブレッソン。
今の時代を彼が生きて過ごしていたら、日々の散歩の中でスナップを撮る際のコートの内側に、サブカメラでiPhoneが入っているような…そんな気がしてくる。誰もがスナップシューターになってきた。
家めしのありがたみ
自宅生活にもどって、半年あまり。
カミさんが整えてくれる食事に加え、冷蔵庫やキッチンにある常備品がとてもありがたい。
今宵の夕餉もそう。
メインの献立は、ごはん、焼きシャケ、白菜と豆腐と揚げの煮浸し、プチトマトのマヨかけ、豚汁。
これだけで、充分おいしく具材の種類もたっぷりなのに、小皿の“ひじきと豆の煮物“や“白菜の漬け物“、“昆布の佃煮“などがあるのが嬉しい。翌朝は、こうした小皿の残りいくつかと豚汁、そしてホカホカのごはんがあれば、立派な自家製の朝定食。冷蔵庫やキッチンにいつも何かしらある、身近なしあわせが嬉しい。
即席ラーメンは オーソドックス
袋麺とカップ麺をあわせて、種類の多い時代。
袋麺に関しては、わが家は前から保守的というか「食べ慣れたもの」を定番にしている。
エースコックの“ワンタンメン“、日清の“出前一丁“、サッポロ一番の“塩らーめん“・“みそらーめん“。本当はここに、かつて日清が出していた細麺でシンプルなスープの味わいの中華そば系のが入るけれど、いつしか見なくなって淋しい。また、あまり即席ラーメンは食べないカミさんながら、食べるとしたら袋麺では明星のチャルメラ、カップ麺だと野菜たっぷりタンメン…らしい。
袋麺タイプはそのまま食ってもいいが、ちょっと足せばさらに良い。エースコックの“ワンタンメンなら、乾麺をゆでる時にちぎったキャベツも入れておき、キャベツ入りというのをしばしば食べる。やったことはないが、長ネギの白い部分とベーコンなりチャーシューの細切りをさっと炒めたものがあれば、ワンタンメンや出前一丁そして塩らーめんに合う気がする。みそらーめんの場合だと、わが家では“肉味噌もどき“になる。白菜、水煮たけのこ、しいたけをサイの目の角形に切り、これとミンチ肉を炒めて(お好みで)豆板醤やコチュジャン、オイスターソースなどで味付け。これを、みそらーめんにのっけて食す。
きょう買い物から帰ってきたカミさんが「●●スーパーで珍しく、エースコックのワンタンメン(袋麺)をバラ売りしてたのよ…」と言い、どうやら買ってきてくれたらしい。さてと、かなり久しぶりのエースコックのワンタンメン。どうやって食べようか。
月末は 祖父の命日
令和元年の師走。
年の終わりに近い29日は、祖父…じいちゃんの命日。
昭和43年に亡くなったが、前年10月に次女(わたしの母)の連れ合い(わたしの父)が亡くなってたから、うちの祖母と母にすれば、2年間でそれぞれ家長を失って、成人の男手がいなくなった。そしてほどなくして、祖母・母・自分・弟の暮らしが始まる。
じいちゃんは、享年66歳。当時の寿命としてどうなのかわからんが、ばあちゃんはそのあと長命で終えたから、なにかの病だったのかも知れない。じいちゃんは九州の出だったらしいが、そっちの家系との付き合いはまったく聞いていないし、記憶にない。ただ、自分のDNAの中に香川だけでなく、ほかの部分も含まれているのは、なんとなく嬉しい。そんな事はたぶん、誰しもあることやろうと思うが、もはやたどれない。

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